映画『ジョーカー』好き必見のおすすめ3選![ネタバレなし]

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2019年に公開され、そのシリアスな内容に加えて主人公ホアキンフェニックスの怪演でも話題になった映画『ジョーカー』。今回は、この映画が好きという方向けにおすすめの映画三本をご紹介します!本作ファンは必見です!

『ジョーカー』のあらすじ

DCコミックスの『バットマン』に悪役として登場したジョーカーの過去にスポットライトを当てたジョーカー誕生秘話である本作。

孤独な日々を送りながらも「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉通りにコメディアンを目指していた心優しいアーサー。そんな彼がなぜ悪のカリスマと言われるほどの狂気的な犯罪者に変貌してしまったのか……

①『キング・オブ・コメディ』(1983)

あらすじ

コメディアンとして成功を夢見ているデニーロ演じる主人公のルパート・パプキン。実家暮らしで孤独な生活を送る彼は、自分の頭の中の妄想と現実とが区別できなくなっている。そんな彼は次第に常軌を逸した行動をとるようになる。

おすすめポイント

『ジョーカー』好き必見の映画第一は、映画『キング・オブ・コメディ』です。マーティン・スコセッシ監督、ロバート・デ・ニーロ主演の黄金コンビで1983年に公開された本作。『ジョーカー』好き必見第一位となった理由は、その内容が似ているということもさることながら、『ジョーカー』内に本作のオマージュをしているシーンがあるからです。それもロバート・デ・ニーロが実際に演じています!!

そのオマージュシーンは、『ジョーカー』の後半部分で出てきますが、『キング・オブ・コメディ』を知っていた人には理解できる名シーンとなっています。すでに『ジョーカー』を見た人にもお勧めですが、これからみる人には特におすすめの映画です!

また、常軌を逸した行動をとる主人公の不気味さや危うさをデニーロが完璧に演じていて、その演技にも注目です

②『タクシードライバー』(1976)

あらすじ

タクシードライバーとして働く帰還兵のトラヴィスは、孤独な毎日を送っている。売春やドラッグが蔓延る薄汚れた都会での、ある売春婦との出会いから、過激な行動に走り出す。

おすすめポイント

続いて二本目にご紹介するのは、『タクシードライバー』です。こちらもマーティンスコセッシ監督、ロバート・デ・ニーロ主演となっています。監督と主演が同じなだけあり、先ほどご紹介した『キング・オブ・コメディ』とは、主人公がどこか危うさを纏っている点など、似ている点が多々あります。

そして、『ジョーカー』好きにこの映画をおすすめする理由としては、とにかく内容が似ているからです。笑

孤独な主人公の生活を移している両作ですが、主人公の内面の心情描写がすごいのです。セリフは少ないのですが、ふとしたシーンで見せる不気味な笑みだったり、寂しげな表情だったりと。

また、『ジョーカー』はフィクションですが、この『タクシードライバー』は実際の州知事銃撃犯の日記から着想を得ているのです。アラバマ州知事のジョージ・ウォーレスを銃撃したアーサー・ブレマーが書いた『暗殺者の日記』です。(このアーサーという名前、『ジョーカー』の主人公と同じですが、もしかして関係あるのかな笑)

このアーサーという実際の銃撃犯は、まあモテない童貞だったらしく、好きな女の子に振り向いてもらうために州知事を銃撃したと日記にあります。この妄想というか厨二病的な匂いは『タクシードライバー』でも感じますよね。

話がそれましたが、この『タクシードライバー』は、銃撃犯の日記が基になっていることもあり、かなり濃く心情が描かれています。そして、主人公視点のため、そのイカれたように見える犯人の心情にも共感できるところがあります。この点が、『ジョーカー』と似ていると思います。

③『ダークナイト』(2008)

あらすじ

ゴッサムシティに突如現れたジョーカーは、窃盗団に銀行を襲わせたのちに彼らを皆殺しにし、大金を奪った。ゴッサムシティでは、警部補とバットマンが裏で犯罪撲滅のため暗躍していたが、彼らもまた、ジョーカーの狂気的な悪に翻弄されていく。

おすすめポイント

三本目は『ダークナイト』です。こちらは、言うまでもなく、『ジョーカー』好き必見の映画です。

この映画は、クリストファーノーラン監督によるバットマン三部作の二作目の作品になります。一作目から、『バットマン・ビギンズ』(2005)、『ダークナイト』(2008)、『ダークナイト ライジング』(2012) となります。この三作品の中で、ジョーカーが登場するのが『ダークナイト』です。

『ジョーカー』は、悪に染まっていくジョーカーに密着した内容となっていますが、この『ダークナイト』は、悪に染まりきったジョーカーが大暴れするという内容の映画です。

簡単に説明しましたが、このジョーカーの活躍ぶりが異常なのです。笑 その異常な存在感から本作でのジョーカーは、悪役史上最高傑作と言われています。

そこまで言われている所以として、ジョーカーの性質とジョーカー役のヒースレジャーの演技があると私は思います。

ジョーカーの性質という点は、ジョーカーの犯罪は金目当てなど何かの目的があって行っているのではなく、犯罪行為そのものを楽しむ愉快犯であるというところです。また、殺されることも嫌がらず、失うものがない、いわば「無敵の人」というような感じがします。

そして、なんといっても、このジョーカーを演じたヒースレジャーの狂気的な演技です。ヒースはこの役でアカデミー助演男優賞、ゴールデングローブ賞助演男優賞などを受賞しています。

ヒースレジャーはこのジョーカーの役作りのため、6週間外との交流を一切断ち、一人でホテルの一室に籠って犯罪者や精神異常者の思考に近づけるために本を読んだりしていました。しかし、その徹底した役作りの影響か、不眠症に陥り、薬の過剰摂取による薬物中毒で映画公開前に亡くなってしまっています。

この『ダークナイト』は、狂気的な史上最高の悪役と言われるジョーカーの存在に加え、クリストファーノーラン監督の脚本により、アメコミとは思えない程の重厚な映画となっていて、かなりお勧めできます!

まとめ

今回は『ジョーカー』好きな人向けに、おすすめの映画として、『キング・オブ・コメディ』『タクシードライバー』『ダークナイト』の三作をご紹介しました。どれも『ジョーカー』にも影響を与えたと言われており、必見の映画です。ぜひご覧になってください!!

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